●前回のあらすじ&本日の予告編●
穴を掘り獲物を狙っていたアリ地獄みゆまっしーは、その狩りの地で可愛い白いものに魂を射抜かれミイラ取りがミイラになった。つまりその白いものに日々エサをせっせと与える下僕を志願し、即『里親トライアル』を申し込む。さて、待ちに待ったその当日。見事にアリ地獄の願いはかなうのか…!?
全編はこちら→A BOY meets an アリ地獄.【1.ハレルとの出会い編】
●白いものの基本情報
さあ、待ちに待った里親トライアル当日である!!
遠くからでも連れて来てくださるボランティアYさんが判るよう、とりあえずアドバルーンを飛ばしておこう。
3分で出来るアドバルーン2体(もちろん無料)
ああ、アタシの小さな胸(ほっとけ!)もこのアドバルーンのように大きく膨らみ、アタシがアドバルーンとなって空を飛んでいたいような高揚感である!
で、そーいう画像を作ろうかと思ったが、今夜君がうなされちゃうかもしれないから、やっぱやめとく。
さて、まだかな、まだかな??
は!!
らく君を乗せ、Yさんはクルマで来るのである。
上空なんて見ないかもしれない。
地上作戦も展開せねば!!
とりあえずこれを100万枚プリントアウトする。
半径10km圏内の全ての曲がり角に貼り付けだ!!
よし。カンペキ!
だがしかし。
この日、「らく君」は来なかった。
「夕べから原因不明の下痢状態で…。せっかくのファーストタッチなので、体調万全のときにしましょう!」
もちろんですとも!
苦しいのにクルマで苦しんで、知らないところで知らないアヤシい物体に引き合わされ、置いてかれ、やだよう!帰りたいよう!さみしいよう!ハラ痛いよう!ひーーーん!なんて思われちゃったら…アタシもやだ!!
そうして、トライアルの日は一週間延期となったのであった。
その間にアドバルーンは横田基地所属のヘリのプロペラと接触。綱が切れて成層圏のかなたへと飛んでいき、100万枚の表示は風に舞って単なるゴミと化し、半径10km圏内の住人から非難ゴウゴウ。迷惑防止条例に抵触するとのことで近隣5市町村から訴えられるも、まあ初犯ということで不起訴処分になった…ということにしておこう。
次回に続く!!
さあ、制作だ!
●●● んで、この続編(完結編)がコレ↓ ●●●